7月2日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。
ジョー、ラリー、ルイスの3人は中国でスパイ容疑により拘束された。判事は彼らに10年の禁固を命じたが、収監前に何でも望むものを言えばそれを持ち込むことを許可することとした。
ジョーは10年間で読めるだけの本を、ラリーはウィスキー10年分を、そしてルイスはタバコ10年分を所望し、それぞれ与えられたものに満足して収監されていった。
10年後彼らは釈放された。
ジョーは博識ぶりを発散させながら現れた。彼は10年間読書三昧の毎日を過ごしたのだ。ラリーは千鳥足で現れた。彼は10年間こころゆくまでウィスキーを味わったのだ。ところがルイスは出てくるなり「誰か火を貸してくれないか?」と言った。彼は望み通りタバコは与えられたもののそれに火をつけるものは与えられなかったため、まだ1本もタバコを吸っていなかったのだ。
他の二人は10年間の収監は不本意とはいうもののそれぞれ自分の望む生活を堪能した10年間だった。それにひきかえルイスは不本意な10年間の収監に加えて、他の二人のように自分の望む生活ができなかったばかりか、大量のタバコを目前にしながらあと火がひとつありさえすればそれを吸うことができるのにという焦燥感が加わった三重の苦しみの10年間を送ったのだった。