20131106

11月1日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。

3人の男が浜辺のベンチに座っていた。彼らはリタイアしてここに来たのだ。
「ここにくるまでにどんな事があったんだい?」1人が他の1人に尋ねた。尋ねられた男は答えた。「私は織物工場を経営していた。永い間順調にやっていたのだが他社との競争で厳しくなった丁度そのとき水パイプが破裂し、機械が全部水浸しになって動かなくなってしまった。幸い保険に入っていたのでリタイアして保険金を貰ってここにきたという訳さ。あなたは?」
その男の身の上話は相手とそっくり同じだった。業種は違うが永く順調にやっていたのがうまく行かなくなった丁度その時火災で全焼したため保険金を貰ってここに来たのだ。そして彼は3番目の男に同じことを尋ねた。
その男の話もそっくり同じだったが保険金を貰った原因はハリケーンだった。これは前の2人にとっては驚愕すべきことだった。実は彼らは自分の身の上話をしながら、あの日夜陰に乗じて自分で水パイプを破壊した時のこと或いは火を放った瞬間を思い出していた。そして互いに相手が本当は何をしていたかが手に取るように分かっていたのだ。
だがハリケーンではこのような細工は不可能だ。2人とも世の中には正当に保険金を得る人達もいるということは知っていた。だが今までそのような人達に出会ったことは無かった。2人は互いに顔を見合わせた後、正当に保険金を得たらしい3番目の男の顔をまじまじと見つめたのだった。