日本語での解釈例【英会話を電話、携帯、スマホ、スカイプで トークライン】

画像引用:The Artist Michelangelo Buonarroti
http://i.telegraph.co.uk/multimedia/archive/03225/mickangelo_1_3225050b.jpg

9月4日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。

 

偉大な芸術家ミケランジェロも寿命の運命には逆らえず天国へやってきた。たまたま同時に息を引き取った政治家と連れだった。かねてから話に聞いていた通り真珠の門があり、門番のセントピーターが居た。セントピーターは彼らを見るなり「彼が来た!」と叫んで政治家を門の中に招き入れた。ミケランジェロが続いて入ろうとすると彼の鼻先で門が閉じられてしまった。

 

憤然としたミケランジェロはセントピーターに尋ねた。「私は芸術を通じて神に奉仕する一生を送りました。それなのに、よりによって政治家が大歓迎される中自分が無視されるのはなぜですか?」するとセントピーターは優れた芸術家や信心深い人はここには沢山いるが、政治家でここまでやってきたのは彼が最初だからなのだと答えた。

 

その瞬間ミケランジェロはこの世、あの世を通じて永遠に変わらないのは自分が思っていた芸術ではなく需要と供給の法則だったということを理解した。自分は現世で皆から尊敬されたがそれは自分ほどの才能の持ち主が少なかったからだ。だが、今天国に来てみると自分には及ばないとしても同じような才能の持ち主は沢山いた。一方人の顔色を読むことだけに長けている政治家という連中は現世には掃いて捨てるほどいたが天国に到達したものは今まで一人もいなかったのだ。彼が大切にされるのは当然だ。

 

それにしても、と彼は思った。2人目の政治家が天国に来るのはまた千年はかかるだろう。それまで彼は話し相手もいないのだ。それにひきかえ自分は間もなくダヴィンチやラファエロと懐旧談をすることができる。そう悟った彼は扉が今度は自分のために開かれるまで静かに待ったのだった。