11月2日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。
航空業界が立ち上がったばかりの頃人々は未だ飛ぶことに慎重で、各社とも乗客集めに苦労していた。その時一人の広告マンが航空会社の一つに提案を持ちかけた。それは飛行機を利用するビジネスマンにその妻を無料で同乗させるというものだった。そうすればその妻たちを通じて飛行機は安全な乗り物だということが世間に広まるだろうというのが狙いだった。
その航空会社は直ちにその提案を採用した。その結果彼らの募集に応募して飛行機旅行を楽しんだ妻たちの名前の記録が積み上がっていった。頃合いを見計らってその航空会社は妻たちに手紙を送り、飛行機旅行をどのように楽しんだか感想を尋ねた。その内容を会社のパンフレットや新聞に掲載して、「もう飛行機は冒険家や戦争のためのものではありません。これこの通りか弱い女性でも気軽に空の旅を楽しめるくらい飛行機は安全な乗り物なのです。」と妻たちからのくちコミよりもずっと強力なPRの材料に使おうと思ったのだ。
ところが90%の妻たちからの答えは「飛行機旅行って何のことですか?」というものだった。彼女たちが飛行機旅行に参加しておらず、この企画の存在すら知らなかったのは明らかだった。では彼女たちの夫と一緒に楽しく飛行機旅行を満喫していたのはいったい誰だったのか?????
この航空会社はこの素晴らしい企画を広告マンから持ちかけられるという幸運に恵まれ、またそれを直ちに実行する実行力を持ち合わせていた。しかし肝心な収穫を行う最後の部分で間違えたのだ。彼らがアンケートを直接妻たちに送らず、夫を経由して送ってさえいれば100%の妻たちから彼らの期待した通りの回答が得られていたのだ。そして、このアンケートによって引き起こされたに違いない90%の家庭での家庭争議、更には離婚騒動にまで発展したかもしれない事態も発生することは無かったのだ。