7月3日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。
牧師が死んで天国に行った。来てみると天国は地上と同じく、いやそれ以上に待遇がランク付けされていてランクによって住む場所が区分けされていた。ふと見ると見知っていたタクシー運転手が自分より高いランクのところに居るではないか。彼は世話係をしているセントピーターに苦情を言った。「私は生涯を礼拝での説教に尽くしました。それなのになぜあのタクシー運転手よりランクが低いのですか?」
するとセントピーターは答えた。「我々は結果を重んじるのだ。あなたが説教した時必ず起こったことを考えて見なさい。」牧師の脳裏に浮かんできたのは説教を聞きながら必ず誰かが居眠りをしている姿だった。
彼の心を読んだセントピーターは言った。「その通り。だがあの男の運転するタクシーに乗った客は居眠りするどころか必ず“神よ、どうか生きてこのタクシーから降りられますように”と祈ったのだ。」
牧師が毎週日曜日に行っていた礼拝での説教はもともと信仰深い人たちだけを相手にしたもので、しかもその人たち全てを満足させる説教ではなかった。それに引き換えタクシー運転手の男は客を乗せるたびにカミカゼ運転をして普段信仰など忘れていた人たちに神の存在を思い出させていた。天上での評価はこの点で牧師よりもカミカゼ運転手のほうが高かったのだ。