4月3日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。
ドゥーランが酒場でバーテンの不意を突いて頼み込んだ。「マイク、かみさんの母親が死んじまった。棺の上に乗せる花輪を用意しなきゃいけないんだが、これがドゥーラン家の体面を保つためには10ドルかかるんだ。急なことで持ち合わせが無い。すぐ返すから10ドル貸してくれないか?」
バーテンはポケットの中の有り金全部にレジスターの現金全てをかき集めたが9ドル30セントしかなかった。
それを見ていたドゥーランは急いで「それでいい、それでいい。足らない70セントはその分飲ませてくれればいいよ。」と言った。
ドゥーランにとってはバーテンの気が変わらない内に目の前にある9ドル30セントを手にしてしまえばあとはどうにでもなるのだった。足らない70セントは葬儀屋で値切ればまけてくれるかもしれない。まけてくれなかったらドゥーラン家の体面を70セント分減らした花輪にすれば良いのだ。そしてそのことを知っているのは葬儀屋とマイクだけだからそれは10ドルの花輪なのだと皆に言っておけばドゥーラン家の体面も保てるではないか。当面必要な最低限の金の工面ができてすっかり安心したドゥーランは、残りの70セントはお金ではなくその日の呑み代の形で貸してくれないかとバーテンに持ちかけたのだった。