8月2日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてもご利用ください。
ボストントランスクリプト紙には人体構造用語に関する微妙な掲載禁止用語規定があった。例えば目や鼻は良いがヘソはいけないという厄介なものだ。
ある時この規定を破った記事を書いた記者が現れた。編集長がその禁止用語に気付いた時には既にその記事の掲載された紙面は印刷中だった。記事を差し替えたりする余裕は無いので彼は大急ぎでその紙面の版から禁止用語の植字を単に引き抜いて印刷し直すように命じた。
その結果その日の夕刊として販売された紙面に掲載された記事は「そのコンサートの演奏者にはまるで仏教徒が自分の を眺めて瞑想しているのを思わせる完全なやすらぎが感じられた。」とあった。
編集長は禁止用語は見つけたがそれがどのような文脈で使われているのか読む余裕が無かったのだ。彼が落ち着いてその文章を読んでいればそれはその日のコンサートの批評記事で記者が演奏者の演奏がどんなに素晴らしいものだったかを彼が仏教徒と理解する禅修行者のポーズになぞらえて表現した無害なものだということが分かったはずで、編集長は自分の裁量でそのまま印刷することもできたはずだったのだ。