9月6日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてもご利用ください。
YWCA全国理事会の理事の女性が西部を列車で旅行中に旅行前に考えていた計画を変更する必要が生じたため一度シカゴの自宅に帰ることにした。
そこで彼女は通りすがりのネバダ州リノで下車し、電報を打つため電報局に行った。彼女がオペレーターの女性に渡した電文は「予定が急に変わりました。すぐ家に帰ります。妻より。」というありきたりのものだった。
ところがオペレーターの女性はその電文を感慨深げに読んでから「奥様、立ち入ったことを申しまして申し訳ございません。このような電文を送信させて頂くことはたまにございますがまことに心温まる思いが致します。それをお伝えしたくて。」と言った。
彼女がたまたま下車したネバダ州リノはカジノの街であると同時に離婚の町でもあった。なにしろこの町では全米で唯一州内に6週間滞在すれば結婚相手の同意がなくても離婚届けを受理してくれるのだ。そこで訳ありの離婚を求める多数の人たちが訪れるのだが、その中には6週間の間に、或いは家を出て長旅の末リノに到着した途端に、気が変わり離婚を取り止める人もいる。受け取った電文を「急に気が変わりました。やはりあなたのところに戻ります。愛しています。」と解釈した電報オペレーターの女性は目の前にいるのはまさに離婚を取り止めたばかりの女性なのだと勘違いし、彼女の家庭が崩壊を免れたことを伝えるという幸せな瞬間を当の本人と分かち合いたいと思ったのだった。