5月10日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてもご利用ください。
私の妹は赤毛で、御多分に洩れず自分の意見や選択をはっきり示す気の強い人だった。
その彼女が結婚した相手は口数の少ない少尉で、誰もが彼は世界一の恐妻家になるだろうと思っていた。ところが、彼女は結婚当初からずっと夫の言うことをよく聞いておとなしくふるまっているのだ。不思議に思った私が訳を尋ねると妹は次のような話をした。
私がお嫁に行って最初に目に付いたのは椅子の上に広げられた彼のズボンだったわ。私がそれを片付けようとすると彼は私に「それをはいてみて。」というの。私が「なんのために?」と尋ねても彼は笑うだけだったのでそれをはいてみたら案の定それは6サイズ大きすぎたの。彼が「それはピッタリ合うかい?」というので私が「合う訳ないじゃないの。」と答えると彼は私を引き寄せて真面目な顔つきで「いいかい、この家でズボンを履いているのは僕なんだからね。」と言ったの。
結婚前から妹の性格を見抜いていた妹の夫は、結婚後主導権を握るのは自分なのだということを最も効果的なタイミングを選んで最も分かり易い方法で妹に示したのだった。