4月1日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。
その男はもうこれ以上その秘密を自分だけで抱えていることが出来なかった。実はその男は自分の仕事場の材木置き場から材木を盗んでいたのだ。教会のざんげ室で彼はそのことを神父に打ち明けた。
「いったいどのくらい盗んだのかね」と神父は尋ねた。
男は答えた。「自分たちの家、息子の家、二人の娘たちの家、それに自分たちの湖畔の別荘を建てるに十分な材木です。」
それを聞いた神父は「これは大変な罪だ。この男の良心のかしゃくは察するに余りある。尋常のざんげをしたくらいではこの男が心の平静を取り戻すことはできないだろう。」と思った。そして「遠大なざんげの方法を考える必要がある。いままでに瞑想をしたことがあるかね?」と尋ねた。
だがその男には神父の深い心の内は届かなかった。”retreat”と聞いた彼は神父が考え事をするための静養所を建てたがっていると思ったのだ。更に彼は神父に告白したことにより今まで抱えていた良心のかしゃくも消え、もう既に心の平静を取り戻していた。そして初めて材木の盗用を始めたころの気分に戻っていたのだ。そこで彼は「いや、静養所を建てたことはありません。だけど神父様が設計図を用意して下されば材木は幾らでも調達できますぜ」と答えたのだった。