日本語での解釈例【英会話を電話、携帯、スマホ、スカイプで トークライン】

画像引用:Laughter is a Smile that Bursts
https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/236x/4f/be/6b/4fbe6bc715416ad564a5adb6bcd7daa6.jpg

2月2日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。

 

ハリウッドでジョーク作家達の昼食会にゲストとして招かれた男は、出席者の誰かが「60」と叫ぶと出席者が皆くすくす笑い出すのをみて驚いた。そのうち他の誰かが「42」と叫ぶとまた笑が広がっていった。そして誰かが「94」と言った時には、部屋の隅に居たかっぷくのよい人物は発作を起こしたように笑い続けるのだった。

 

彼を招待してくれた男の説明によれば、出席者のジョーク作家達は世界中のジョークを知っていてその一つ一つに番号を付けている。そして誰かがジョークを言いたくなった時には皆が既に知っているその内容を実際に言うのを省略して、その代わりにその番号を叫ぶとそれを聞いた人達はあたかもそのジョークを聞いたと同じように笑うのだということだった。

 

ホストの説明を聞いてこの人達はさすがジョークのプロだと感心した彼の目に留まったのはあの太った男だった。周りの笑いが静まった今も彼だけが咳き込むように笑い続けているのだ。「じゃあ、誰かが94と叫んだ後未だに笑い続けているあの太った男は?」と彼が訊ねるとホストは「ああ、あの男。彼は94番のジョークを聞いたことが無かったんだろう」と答えた。

 

「だけど、それはおかしいんじゃないか。」と彼は思った。もしそうならあの男は94番のジョークの内容は知らないのだ。今まで聞いたことの無いジョークを番号だけで笑えるはずがないではないか。しかし、更に考えてみると矢張りホストの言った通りだと思えてきた。恐らくその男は94番が自分の記憶に無いことを確認するために94番以外のジョークを一つ一つ思い出しているのだ。そしてそのたびにおかしくなり、笑いを繰り返しているため未だに笑い続けているのだ。つまりあの男が笑い転げているのは94番のジョークではなく、94番以外の全てのジョークについてなのだった。