6月3日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。
裁判の冒頭で裁判官が被告に何の罪で裁かれているのかを告げていた。「あなたは上司をハンマーで攻撃したかどで起訴されています。」すると法廷の後ろから「嫌なやつ」と誰かが叫んだ。続いて裁判官が「あなたはバーテンをハンマーで襲ったかどでも起訴されています。」と進めると先ほどと同じ男が「最低なやつ」と叫んだ。
1度目の発言は法廷の傍聴人全員の気持ちを代弁するものとして黙認していた裁判官も同じ人物から2度目の発言となるとそのまま見過ごすわけには行かず、「もう一度暴言を繰り返すと法廷侮辱罪で退廷を命じますぞ。」と注意した。
するとその男は「すみません。でも私は10年来この男の隣に住んでいました。そしてハンマーを貸してくれというといつも持っていないといって断られてきたのです。」と言った。
この男は被告人が行った行為に義憤を感じて皆の気持ちを代弁して発言を繰り返したのではなかった。彼は10年来この被告にハンマーを借りようとする度にハンマーを持っていないと言って断られてきたのが、実は持っていないどころか人を襲うくらい使い慣れているということがはからずも分かったため、今まで騙されていたとの怒りがこみ上げてきて抑えることができず、自分の個人的な怒りを爆発させていたのだった。
(冒頭の裁判官の言葉は、実際の裁判では多分裁判官ではなく検察官が担当するものと思われます)