7月1日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。
婦女子ボランティア団体が活動資金調達のため馬術ショーを計画した。篤志家の馬主から馬と騎手を無償で提供してもらって馬術ショーを行いその入場料を団体の活動資金に充てるのだ。
その馬術ショーの司会役の女性がショーの前日体調をくずしたため急遽替りの女性がその役を引き受けた。彼女は馬のことは何一つ知らなかったが、当日の彼女の役目はゴージャスなドレスを着てショーの進行をアナウンスする他はにこやかに微笑んでいることだけだったので馬の知識が無いことは全く差し支えなかった。
ショーが始まる直前彼女に電話があった。それはそのショーに何頭か出場させている馬主からで、彼は言った。「この馬術ショーのために無償で代りの馬を提供してくれる馬主を今から探すのは難しいと分かっているので頼みにくいのだけれども、私の1頭の出場を取り消してくれないか。」彼の持ち馬の1頭が何かの理由でその日出場できなくなったのだ。それを聞いたその司会役の女性は快活に答えた。「いいですよ。で、どこを掻いたらいいんですか?」
彼女は男の話の前半はまるで聞いていなかった。後半の”scratch”を聞いた彼女が目に浮かべたのは犬や猫が自分を掻いている光景だった。だが馬が自分を掻いている様子は想像できなかったのでてっきり普段はこの馬主が掻いてやっていてその日は自分に頼まれたものと思ったのだ。馬の体を搔くことはもとより手綱を引いたことも無かった彼女は馬に蹴られる心配なく搔くことが可能な場所はどこなのかが気になったため、どの馬を搔くのかと尋ねる前にどこを搔くのかと尋ねたのだった。
(Junior Leagueは野球愛好団体のJunior League Baseballとは無関係で、婦女子によるボランティア団体のようです。)