10月3日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。
第二次世界大戦中英国のパブの立ち飲み席で飲んでいたアメリカ人兵士二人が目にしたのはテーブル席でビールを飲んでいるいかにも慈悲深そうな男だった。兵士の一人はその男がカンタベリー寺院の大司教だと言った。他方はそんなはずは無いと主張し、当然の帰結として1ポンドの賭けが成立した。
二人はテーブル席の男に話しかけた。「お邪魔してすみません。ひょっとしてあなたは」そこまで尋ねた時その男は大変なけんまくで「くたばっちまえ。余計なお世話だ。」と叫んだ。
仰天した二人の兵士は早々に立ち飲み席に退却した。一息ついてから一方の兵士が言った。「残念だなあ。もうどっちの勝ちかは永久に分からなくなってしまったね。」それはあの男が大司教だということに賭けた兵士だった。
あの男が大司教でないことは明らかだった。彼の振る舞いだけを見ても大司教とは思えないがそれ以上に彼がhellとdamnというどの階層に属する聖職者であっても絶対に使うはずのない単語を一つの言葉の中で二つも使ったからだ。然しこの兵士は自分の負けを認めたくなかった。そこで考えを巡らしてみるとこの男は彼らの質問に対して自分が大司教ではないと答えたわけでは無いではないか。つまり賭けは未だ進行中なのだ。そしてそれを完結する方法は永久に失われてしまった。それを根拠にその兵士は賭けを引き分けに持ってゆき、1ポンドの支払いを免れようと懸命になっているのだった。