11月6日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。
会計士が大企業の会計部門トップのポジションに対する求人広告をみて応募した。面接でいろいろ尋ねられた後、最後に社長が言った。「もう一つだけ、3掛ける7はいくつ?」
その男は会計学の難解な理論には詳しかったが暗算は得意ではなかった。計算は全て計算機がやってくれるからだ。計算機の出した数字を解釈することを仕事としてきた彼は自分で計算することが無かったのだ。彼はしばらく考えてから答えた。「22です。」面接室の外に出てから彼は電卓で計算してみた。すると正しい答は21だということが分かった。彼はこれでこの採用試験は失敗したものと覚悟した。
ところが2週間後、彼は採用通知を受け取った。彼は社長に「私の答は間違っていたのにどうして採用されたのですか?」と尋ねた。すると社長は「君の答が最も正解に近かったからだよ。」と答えた。
会計理論は詳しくても暗算が苦手なのは彼だけではなかった。応募した会計士全員がそうで、みんな答を間違えていたのだ。そして募集した社長自身はトップに必要なのは部下が計算した結果を解釈する会計理論だという考えだった。高度な会計理論の理解は応募者全員同じ程度だったためその中から一人を選別するのに暗算力が他の応募者よりも比較的優れていた彼を選んだのだった。